基礎編01・概要

AIで作ったサービスやツールを公開するには?
作ったあと、何をどんな順番で進めればいいかの地図。

AIにお願いしたら、Webアプリができた。次にやることは、実はそんなに多くありません。ここで全体の順番をつかんでおくと、あとの記事が読みやすくなります。

コードはできた。次は何をすればいいの?

AIにお願いしたら、Webアプリができた! ……あれ、これって私のパソコンの中だけで動いてる?

「作る」の次にあるのは、3つだけ。

AIにコードを書いてもらうところまでは、もう多くの人ができるようになりました。ここから先の道のりは、実は次の3つに整理できます。

  • ①公開する。 自分のPCの外、インターネット上で動く状態にする。
  • ②止めずに動かし続ける(常時稼働)。 自分のPCの電源を切っても、サービスが止まらない状態を保つ。
  • ③育てる(運用・改善)。 直したり、機能を増やしたりを繰り返す。

このシリーズの範囲

このシリーズは主に①と②を扱います。③(育て方・運用の工夫)は、公開・常時稼働ができた先の話として、今後順次公開していきます。

「公開する」を分解すると、6つの疑問になる

順番に読む必要はありません。気になったところから読んでも大丈夫です。

  1. GitHubに置くだけじゃダメなの? コードの「保管」と「実行」は別の話。まず最初に混同しやすいポイント。
  2. デプロイってなに? 「届ける→準備する→起動する→確認する」という、公開までの共通の流れ。
  3. Coolifyってなに? その流れの多くを、ブラウザ操作で肩代わりしてくれる解決策。
  4. Dockerってなに?(近日公開) Coolifyの裏側で使われている、環境を持ち運ぶ仕組み。
  5. スタートアップスクリプトってなに?(近日公開) サーバー作成時に選ぶだけで、環境構築の手間を省ける仕組み。
  6. MCPサーバーってなに?(近日公開) AIエージェントが、VPSやツールを直接操作するための共通の窓口。

GitHub、デプロイ、Coolify……もうこれだけで6つも用語が並んでる……。全部覚えなきゃダメなやつ?

地図を持って読むと、迷わなくなる

上の6つの疑問が、この記事群の地図です。全部を同じ重さで覚える必要はなく、地図を持っているかどうかで読み方が変わります。

地図を知らずに検索すると

GitHub・デプロイ・Coolify・Docker・スタートアップスクリプト・MCPが全部同じ重さで出てきて、どれが必須か分からず、挫折しやすくなります。

地図を知ってから読むと

自作アプリなら「デプロイ」と「Coolify」が中心、既存ツールならスタートアップスクリプトが近道です。残りは目的に応じて補足でき、迷わず進められます。

目的別のおすすめルート

全員が同じ順番で読む必要はありません。何をしたいかによって、近道が変わります。まずは3つの分岐から、自分がどれに近いか確かめてみてください。

  • AIで書いた自作アプリを公開したい おすすめルート:GitHub → デプロイ → Coolify(基礎編02・03・04)
  • n8n・Difyなど既存ツールを使いたい おすすめルート:スタートアップスクリプトを直接選ぶ(基礎編06・近日公開)
  • VPSの管理をAIに任せたい おすすめルート:ConoHa VPSリモートMCPを使う(基礎編07・近日公開)

Coolifyの裏側にある仕組み(Docker)は、基礎編05で扱う予定です(近日公開)。

もう少し正確に

この分岐は「代表的な目的」を基準にした一例です。複数の目的が当てはまる場合や、すでにDocker・Coolifyに触れている場合は、気になる記事から自由に読んでください。

全部同じ順番で読まなくていいんだ! それだけでちょっと気が楽になったかも。

このシリーズを読み終えたときのゴール

  • URLを開くとサービスが表示される
  • 自分のPCを閉じても動き続ける
  • 修正した内容を、公開中のサービスに反映できる(再デプロイ)
  • どこでエラーが起きたか確認できる

だいたいの費用感(プラン選びの目安)

ConoHa VPSは、使った時間に応じて支払う時間課金制です。月額上限があるため、使い続けても一定額を超えません。どのメモリ量を選ぶかは、動かしたいものによって変わります。

スクロールできます

512MB〜1GB(お試し・軽量な用途)
2GB(Coolify・Dokployの最小要件)
4GB以上(複数アプリ・負荷が高いツール)
対象
まずは動かして試したい人向け
このシリーズで扱う多くの記事の前提スペック
本格的に運用したい人向け
特徴
手動デプロイ・シンプルな自作アプリ
動作確認や小規模な検証に十分なスペックです。
Coolify / Dokploy(最小構成)
複数の軽量アプリの併用
Coolify推奨スペック+複数アプリの併用
Difyなど負荷の高いツールの単独運用

もう少し正確に

上記はプラン選びの目安です。具体的な料金は、ConoHa VPS公式サイトの料金ページで必ずご確認ください。

よくある質問

プログラミングの経験がなくても大丈夫?

専門的な経験は必須ではありません。ただし、GitHub・ポート・環境変数など、いくつかの用語には触れることになります。各記事で少しずつ扱っています。

全部の記事を読まないと公開できない?

いいえ。必要な知識は目的によって異なります。自作アプリを公開するなら「デプロイ」と「Coolify」が中心、n8nやDifyなど既存ツールを使いたいだけなら「スタートアップスクリプト」から始められます。DockerやMCPは、必要になったときに読めば大丈夫です。

他社のVPSや、AWSなど別のクラウドサービスでも当てはまる話?

デプロイやDockerの考え方自体は、VPSの種類を問わず共通です。ConoHa VPS固有の話(スタートアップスクリプトやMCPなど)は、記事内でその都度明記しています。

ConoHa VPSならではの近道はある?

あります。Coolify・Dokployのほか、n8nやDify、AIコーディングエージェントのCLIなど、30種類以上のスタートアップスクリプトが用意されています。目的のツールを直接選べる場合があります(基礎編06・近日公開)。

費用のイメージは?

ConoHa VPSには、使った時間に応じて支払う時間課金と、長期利用向けの「まとめトク」があります。時間課金には月額上限があるため、使い続けても一定額を超えません。ただし、CoolifyやDifyなどはより大きなメモリのプランが必要になり、その分料金も上がります。プランの目安は上の「だいたいの費用感」を参照してください。

次に読む記事

基礎編(おすすめの順番で読むなら、ここから)

全体像に戻る(迷ったらここから)

監修:ConoHa by GMO 最終更新日: 2026年9月30日

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